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島村 卓実

LIKESTONE ISHISARA (S)

1

まるで自然の「石」から削り出したようなお皿

売価¥3,300(税込)

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¥ 972
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作品特徴
  • ・盛り付けた料理が何でも映える
  • ・素材の風合いを活かした美しさ
  • ・日常の喧騒に心地よい静けさを

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作品紹介

【likestone】シリーズは土へのこだわりから生まれたあたらしいセラミックブランドです。あたかも河や海岸にある石から削り取られたようなデザイン。素材がもつオーガニックな風合いをそのまま感じることができます。手にとって見ているだけで、自然と心が和むのです。日本の伝統を守りつつ、遊び心のある新たな生活スタイルを連想させてくれます。

平たい石のようなお皿の【ISHI SARA】。サイズはS/M/Lと3種類あります。1番小さいSサイズはカップのソーサーにうってつけ。MとLサイズは見て楽しめる料理の盛り付けに。つい何をつくろうかと力が入りますね。使い方はアイディア次第。全面にほどこされたマーブル模様の美しさからなのか、料理に瑞々しさが宿ります。重厚感のある佇まいが空間に落ち着きを与えてくれるのです。自然物をモティーフとしたシンプルさ故に、どのような用途にも不思議と馴染んでしまう。

デザイナー島村さんと芳泉窯がお互いにもつ天然素材へのこだわり。

島村さんが手掛けるデザインには、天然素材の特性を活かしつつ、今までにない新たな用途をうみだす挑戦が常にあります。
そのため、プロダクトの成型に合わせた加工ができるように、素材開発から手掛けることが多いそう。
実は【LIKESTONE】シリーズに使われている素材は、芳泉窯が3年もの歳月をかけて試行錯誤の末に開発したのです。想いがつまった素材の良さが活きるプロダクトとはどのようなものか。素材に宿るストーリーが島村さんのインスピレーションをうみだしました。

天然物である「石」の美しさをいかにプロダクトへ昇華させるか。

実は以前から陶磁器のデザインを数多く手掛けていた島村さん。
「本来は天然素材であるセラミックでできた陶磁器ですがあまり自然を感じません。セラミックで自然を感じるプロダクトとはどのようものか」という考えがあったそうです。
芳泉窯が開発した素材の特性であるマーブル模様はその時々で柄が変わります。扱いが難しく不安定ではありますが、そこが味なのです。まさに自然。
島村さんの中で、マーブル模様と私たちのごく身近な自然物である「石」が陶磁器として融合したのです。
【LIKESTONE】シリーズは「石」がもつ美しさの本質をとことん追求したプロダクトです。そこには「石」そのままではなく、「石」らしい形状の研究がありました。

「石」はなぜ美しいのか?言葉ではなく、直接五感へ伝える。

島村さんは河原で「石」をじっくりと観察して、なぜ美しいかを探し求めました。
目に留まった「石」を拾ってきては、3Dスキャンをかけてデザインに起こしたそうです。
はじめ島村さんは「河原に置いたら本物と見分けがつかないぐらい忠実に石を再現する」つもりだったそう。しかしデザインを進めていく過程で、自然の「石」に見え過ぎては、「石」が秘めた感性に響く美しさをプロダクトで表現できないことにきがついたのです。
自然物のように形が歪んでいても、それが味になる。島村さんは「意図的な未完成」から放たれる力強い美しさを、デザインで実現することに挑戦しました。
こうした試行錯誤の末にできあがった【LIKESTONE】シリーズのデザインは、自然物そのままの形状とデザインが見事に融合しています。耳を澄ませば川のせせらぎが聞こえ、土の優しい香りがしてくるようです。

見た人の「驚き」をきっかけにして広がる使用イメージ。

島村さんは、あえて自身がデザインするプロダクトをどういう人が、どのような使い方をするか規定しないそう。
「プロダクトを見た人がビックリして、自由な発想で使い方を考えてくれればいいと思っています」という考え方をもっています。
【LIKESTONE】シリーズは、島村さんの独創的なアイディアと芳泉窯のチャレンジングなものつくりが見事に融合し、フラワーベースやカップ、お皿といった基本機能を提案しています。しかし、どんなものを活けるか、何を盛り付けるかは使う人次第。
見た人の感性を刺激して、使った時のイメージを楽しく連想させてくれる不思議なプロダクトです。
新しい試みは形になるまで時間がかかり、実現できるかも不確実なので、そこに挑戦できるメーカーは少ないそう。
「芳泉窯さんは熱意があり、新しいことに挑む意欲がありました」と島村さんがおっしゃるように、【LIKESTONE】シリーズでは、まさに芳泉窯のロックな精神が活かされているのです。島村さんは、芳泉窯が元々つくっているプロダクトに「おおらかさ」を感じていたそう。すでにもっていた芳泉窯らしさと、新しいことへの挑戦が、力強い美しさを放つ【LIKESTONE】シリーズに現れています。

しっかりとした機能性を実現する。技術とデザインの歩み寄り。

しかし、【LIKESTONE】シリーズは美しいオブジェではありません。日常で実際に使用するためのプロダクトです。感性に響くビジュアルと、しっかりとした機能性を両立させるところに、さらなる難しさがありました。
「石」がモティーフですが、触った時の手触りはとても滑らか。そして、使用時を想定してしっかりと計算された安定感があります。ただ、デザインから試作の工程は、最初からスムーズに進んではいませんでした。
島村さんはプロダクトの完成度を上げていく過程で、現場へ何度も通い芳泉窯の技術や製造工程を細かく分析していきました。そして現実に合わせたデザインへと時間をかけて修正していったのです。
島村さんの独創的なデザインと製造工程まで見据えた緻密さ。そして芳泉窯の粘り強さによって【LIKESTONE】シリーズはつくりあげられていきました。

芳泉窯だからこそ創り出せるプロダクトの追求。

芳泉窯は1980年に岐阜県土岐市で、居酒屋やレストランで使われる業務用食器を量産する会社として創業されました。今まで手掛けたアイテムは和食を中心に330種類を超えているそうです。
しかし昨今では業務用食器の国内市場が縮小しています。その上、低価格な輸入品が増加傾向にあり、国内企業は価格面で対抗することが困難な状況にあるのです。
そういった中で、歴史ある窯元の2代目にあたる北邑社長は「芳泉窯だからこそつくりだせるプロダクトとは何か」を模索していました。
業務用食器の製造では基本的にどのような「釉薬」を使うかによって食器の個性が決まります。
「釉薬」とは陶磁器の素地へ水や汚れが染みこむことを防ぐための薬剤です。同時に焼きあがりの質感や色合いを表現します。
いくら窯元独自のプロダクトを開発しようと試みても、すでに流通している「釉薬」へ依存する部分が大きいのです。これでは完全なオリジナリティをうみだすことはできません。
「そういった現状で個性を出していくにはどうしたらいいのか」北邑社長は頭を悩ませていました。

「あたりまえ」を見直す。根幹である素材への着目が転機に。

北邑社長はあえて陶磁器業界以外にも幅広く目を向けて考えていきました。
その結果「食材や飲料水の分野では、安全性や環境面から原材料へのこだわりがものづくりにおいて重要視されています。お客様が求めているといった時代背景がありながら、陶磁器ではまだそこに着手されていませんでした」という重要な気づきを得たのです。
そして環境面ではさらに「原材料である粘土の枯渇」という大きな問題もあります。
「業界全体として粘土を大事に使っていかなくては、いずれ自分たちの首を絞めることになるのです」と北邑社長がおっしゃるように、オリジナル粘土の開発ではその問題も意識していました。
実は、保護や陶磁器の個性をだすために使う「釉薬」は粘土と同じ素材からできており、元をたどれば一緒なのです。
そこで北邑社長は「釉薬を使わないで商品をつくれないか」という発想をしました。
つまり、粘土自体が溶けて釉薬を塗らなくても保護作用を発揮することができるのではないかと考えたのです。
質感や色合いの違いをうみだす「釉薬」をあえて使わない。一見すると業界のセオリーに反する考えのようです。しかし、この選択が【LIKESTONE】シリーズという芳泉窯だからこそつくり出せる個性的なプロダクトを誕生させたのです。

3年の歳月をかけてやっと完成したオリジナル粘土。 どのようにプロダクトへ活用するか。

理想のオリジナル粘土をつくりだす過程は困難を極めました。
北邑社長は粘土の生産現場まで何度も足を運び、地道にその特性を聞いてまわったそうです。色々な種類を取り寄せてはブレンドを繰り返し、最適な配合を導き出していきました。
理想を追い求めて粘り強く研究を続けたのです。【LIKESTONE】シリーズで使用しているオリジナル粘土は、なんと3年間も試行錯誤を重ねて出来上がりました。
「粘土の特性が活かされるプロダクトとは何か」北邑社長はそこからさらに想いを巡らせたのです。
【LIKESTONE】シリーズは、素材からつくりあげたからこそ、業務用食器にジャンルを絞らず、使い方から自由に提案できるプロダクトへ発展していきました。
北邑社長は、その考えを具現化するためにデザインの勉強会へ参加していたそうです。
そこでデザイナー島村さんと出会いました。

きっかけは一つの失敗から。偶然うまれた「石」のイメージ。

【LIKESTONE】シリーズがうまれたきっかけ。それは「一つの失敗」でした。
色を変えたプロダクトをいくつも試作していた過程で、たまたま粘土同士が混ざってしまったのです。このことで試作品のごく一部分がマーブル模様になっていました。
普通ならただの失敗と見過ごしてしまうこの部分に着目したのが島村さん。
「釉薬」を使わないことによる表面のマットな質感と、ナチュラルなマーブル模様が合わさり「石」のイメージが現れたのです。
「マーブル模様は偶然おきた失敗から現れました。では、どうやって意図的につくりだすのか」北邑社長がおっしゃるように、商品として完成させていく過程では、偶然の失敗を技術で再現するという大変な苦労がありました。

オリジナリティがうまれる源泉は感覚まで染みついた技術。

美しいマーブル模様を陶磁器全体に、しかも外側と内側の両面へ施すことは、芳泉窯がオリジナル粘土のためにうみだした技法でしか実現できません。
陶磁器の製造工程では、粘土に添加物を加えて液状にした『泥漿(でいしょう)』を石膏型に流し込む「鋳込み」という工程があります。この時、石膏型が時間経過で泥漿の水分を吸収していくことにより成型されていきます。
泥漿を石膏型へ流し込むスピードや流し込んで型から外すタイミングによって、マーブル模様はまるで生き物のように形を変えます。一個一個の模様がすべて異なるのです。
【LIKESTONE】シリーズには様々なプロダクトがありますが、大きいものであればあるほど全体を均一なマーブル模様で満たすことが難しくなります。そしてやっと一つうまくできても、量産しようとすると中々再現できないということも多々あるのです。商品化までは、とにかく数をつくって試行錯誤を繰り返すしかないそうです。
「失敗からうまくいかなかった理由を丹念に紐解いていきます。失敗から発見があり徐々にうまくなっていくのです」と北邑社長がおっしゃるように、経験によって自身の感覚まで染みついた技術があるからこそ誰にも真似ができないオリジナリティがうまれるのです。

「お客様の発想次第で自由に使って欲しいです」 使い方を想像すること自体が楽しいプロダクト。

その独特な存在感から場所を選びがちに見えるかもしれない【LIKESTONE】シリーズですが、自然物である「石」がモティーフなだけに、あらゆる場面やシーンに馴染むのです。
国境を超えて海外のお客様から直接問い合わせがくることもあるそうで、ライフスタイルに合わせて自由な使い方ができます。
例えば「コーヒーでも入れるのかな」と考えられるカップですが、海外のお客様からは「洋酒をつかったカクテルを入れてみました」とユニークな発想が届いたそうです。
一応の決まった用途はありながら、アイディア次第で使い方の幅が広がるのが【LIKESTONE】シリーズの特徴です。
「型にはめずにお客様の発想に合わせて自由に使ってほしい」と北邑社長がおっしゃるように、【LIKESTONE】シリーズを起点にお客様同士の交流がたくさんうまれそうです。

芳泉窯の素材を大事したものづくり。

芳泉窯は【LIKESTONE】シリーズがうまれるきっかけとなったオリジナル粘土の開発を通して、「貴重な資源を大事につかう」ということに重きを置いているそうです。
この考え方が素材本来の良さを見直すことにつながるのです。
【LIKESTONE】シリーズ以外にも機能性や風合いなど、素材がもつ本当のポテンシャルが活かされた商品を続々とうみだしている芳泉窯。
北邑社長が新たなことに挑戦していく原動力は「市場縮小など厳しい現状がありながらも、陶磁器の価値を世の中でもっと高めていきたい」という想いにあります。
苦労を重ねて素材開発から出発しているからこそ「食器」という枠にとらわれないジャンルを横断した商品をお客様へ提供していけるのです。

クリエイターコメント

Likestoneは廃棄陶器の粉などを混ぜてマーブル模様にできる技術を生かし、自然を感じさせる日常の陶器をテーマにグレートーンの天然石を再現したブランドです。
石をスキャンするのではなく、3Dプリンターを繰り返し,機能ある形をフラワーベースやカップ、プレート、ボウルで表現しています。
卓上のオブジェとしてや、花や食材など実際につかうと石の形が食材や花などの自然素材とマッチしていることに気づかされます。
海外で発表の後,2017年にフレグランスブランドKITCHIBEにディフューザーとしてもシリーズ化。”石のような”デザインの世界に広がっています。

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販売元

芳泉窯

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作品情報(仕様)
  • サイズ:143 x 140 x 10mm
  • 素材:セラミック

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