色鍋島ティーポット組紐文
藍鍋島ティーポット組紐文
色鍋島ティーポット組紐文
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色鍋島ティーポット組紐文
色鍋島ティーポット組紐文
ティーポット箱
色鍋島ティーポット組紐文
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藍鍋島ティーポット組紐文
藍鍋島ティーポット組紐文
色鍋島ティーポット組紐文
色鍋島ティーポット組紐文
ティーポット箱

KOSEN ティーポット組紐文

1

伝統技巧結晶、モダンなティーポット

売価¥39,600(税込)

送料
地域別
北海道 ¥ 1,500
東北地方 ¥ 1,275
関東地方 ¥ 1,125
中部地方 ¥ 1,125
三重 ¥ 1,125
滋賀 ¥ 1,000
京都 ¥ 1,000
大阪 ¥ 1,000
兵庫 ¥ 1,000
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中国地方 ¥ 1,000
四国地方 ¥ 1,000
九州地方 ¥ 950
沖縄 ¥ 1,275

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作品特徴
  • ・飾って眺めたくなる美しさ
  • ・大事長く使うほど味がでる
  • ・とっても使いやすい安定感

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作品紹介

KOSEN ティーポット組紐文

伝統を継承し発展させ、未来の鍋島焼を目指す「KOSEN」シリーズのティーポットです。
大名への献上品だった「鍋島焼」。その中にティーポットがあって、大名達が茶道具として使っていたらどういうもの?そんな楽しい想像から創りだされたプロダクトです。外国からモダンを取り入れ上手に自らの文化を創り上げてきた鍋島の先人たちに敬意を示した逸品です。思わず目を奪われるその絵柄は、熟練の職人たちにより全て手描き。製造には想像を絶する手間暇をかけているのです。

秘蔵していたお茶を、ここぞいうタイミング飲みたいとき。やはりティーポットにだってこだわりたい。日常で大事に使い続ければ、一緒に歳を重ねた大事な友に。

【KOSEN】シリーズは鍋島焼で有名な佐賀県の窯元である鍋島虎仙窯が手がける新しい鍋島焼のブランドです。鍋島虎仙窯は「色鍋島」「藍鍋島」「鍋島青磁」という3つの技法をベースに、伝統工芸品の美術的な価値と、現代に通じる使用価値とが両立したプロダクトを開発してします。プロダクト開発ストーリーを鍋島虎仙窯の川副さんにおうかがいしてきました。

鍋島虎仙窯、そして鍋島焼のこらからを創るため。職人から経営者の道へ。

虎仙窯

1675年、藩で将軍への献上品をつくる目的で集められた選りすぐりの陶工31人。その精鋭達で始まった藩直営の窯が鍋島焼の発祥です。
鍋島焼の伝統技術を受け継ぎ、16年間絵師として活動してきた川副さん。一級技能士や伝統工芸士といった資格を持ちながら、生粋の職人として長年鍋島焼と向き合ってきました。
そんな川副さんに、虎仙窯3代目として転機が訪れたのです。

虎仙窯 川副さん

「陶磁器業界全体の経済環境が厳しくなり、4年前ぐらいから会社の経営も傾いていきました」とおっしゃる川副さん。歴史ある鍋島虎仙窯の跡取りとして、どうにか職人さん達を守っていかなければならないという状況に。川副さんは職人としての業務を一旦離れ、経営者という立場でゼロから鍋島虎仙窯、そして鍋島焼産地全体と関わっていくことになったのです。そこで川副さんが最初に立てた自分への問。それは「鍋島虎仙窯はこれからいったい何をやっていくべきか?どこへ向かっていくべきか?」という根本的なところでした。川副さんは、鍋島焼産地や鍋島虎仙窯の歴史を一から徹底して調べることにしたそうです。この取り組みは、2016年より株式会社THE社長の米津雄介さんから、ブランド開発や企業経営について学びました。

鍋島焼産地と向き合った先に見えてきたのは「鍋島焼文化の確立」という使命。

虎仙窯 青磁

川副さんは半年以上かけて、専門家へのインタビューや、文献調査を続けていきました。時には人間国宝の方に直接電話して話を聞きにいくことも。鍋島焼はそもそも、将軍や大名の専門ブランドであったという歴史背景から、文化的評価がとても高いのです。博物館や美術館の展覧会ではお馴染みの陶磁器。それ故に、生産工程のコスト構造が高く、本来量産品と同じ価格帯で流通させることに向かない陶磁器なのです。すべての窯元さんは鍋島焼に誇りをもっており、産地の歴史を守っていきたいという想いは一緒でした。
川副さんは、鍋島焼と真剣に向き合う時間を通して「既存の流通網に価格帯を合わせるのではなく、鍋島焼本来の良さを体現できるブランドをつくる。そして流通網もつくっていく」という強い気持ちが沸々と湧き上がっていきました。ブランドを通して鍋島焼産地の文化や窯元さんの想いをしっかりと伝えていこうという考えから「鍋島焼文化の確立」というビジョンがうまれたのです。

現代に残していくべき鍋島焼の文化や技法と、デザインが結びつく。

虎仙窯

鍋島焼は美術館や博物館でもお馴染みの「色鍋島」「藍鍋島」「鍋島青磁」という3つの特徴があります。「色鍋島」とは、藍色の呉須と呼ばれる顔料で下絵を描き、本焼きの後に赤色、黄色、緑色の限られた色で上絵をつけたものです。上絵の下に描かれた藍色の輪郭線が、鮮やかな色合いをより一層引き立てていることが特徴です。
「藍鍋島」とは、呉須による藍一色で染付を施したものです。丁寧に力強く引かれた輪郭線、筆跡が分からないようにムラなく施された濃(ダミ)、緻密な技法が鍋島焼ならではの落ち着いた品格が感じさせてくれます。「鍋島青磁」は鍋島産地の大川内山から産出する質の高い青磁原石からできた釉薬を、何度も施釉して焼き上げたものです。「鍋島青磁」の特徴である気品を感じる青緑色に発色します。【KOSENシリーズ】は「鍋島焼文化の確立」ため、350年以上継承されてきた技術背景や歴史、文化背景をベースに、現代人が日常で長く使っていけるプロダクトを創っていくことが出発点なのです。川副さんの想いに、プロダクトデザイナーの鈴木さん、グラフィックデザインナーの村上さんが共鳴してプロジェクトがスタートしました。

機能をしっかりと持ちながら、収納している時でも美しく、100年後美術品として昇華するものづくりそれが、「美術的商工藝」というプロダクトの在り方。

虎仙窯 川副さん

美術品のようにあまりに高価でも売れない、しかし、鍋島焼の価値を伝えるために安売りはしたくない。美術的な価値を保ちながら、商業として成立するプロダクトとはどのようなものか?その問いを突き詰めていく中でうまれた言葉が「美術的商工藝」というものづくりコンセプトでした。日常で使える機能をしっかりと持ちながら、収納している時でも美しい。
【KOSENシリーズ】は、この言葉がプロダクトへ昇華しているのです。鍋島焼はそもそも大名への献上品として製造が始まった歴史的背景があります。身分が高い人の使う食器は「高台」といわれる底の部分が通常より高くなっている特徴があります。
【高台皿】はその特徴を現代で使う食器で表現しているのです。このコンセプトはパッケージの細部にまで貫かれています。例えば、【ゴブレット】ではパッケージは木箱のスライド式になっており、蓋に描かれているプロダクトの輪郭線や、ロゴの線は細さにこだわりをもってデザインされています。それは鍋島焼の細やかな技法からうみだされる繊細さをパッケージでも表現しているのです。

飽くなき技術力の探求が実現した。【KOSENシリーズ】の本質的な「美」。

虎仙窯

細部までこだわったデザインを形にしていくところに、鍋島虎仙窯がもつ鍋島焼ならではの技術があります。
【ゴブレット】のデザインで特徴的な台座部分。この部分は本体に接着をしているのですが、試作時に専門家へ技術的な相談をしたところ、その複雑な形状から実現は難しいとい言われたそうです。陶磁器は焼成前後で10%~20%も縮むので、焼成前の接着時点で2mmずれるだけでも重心がブレてしまい、直立しないだろうという指摘でした。実際に試作してみると確かに、重心がブレてカップ部分が倒れてしまい商品になりませんでした。

虎仙窯

しかし川副さんはあきらめることなく、実現方法を模索しました。生地を扱う業者や、型を扱う業者にも相談をして、試作を繰り返しながら自力で技術を完成させたのです。

虎仙窯

【高台皿】の高台部分と、【ティーポット】本体から注ぎ口や持ち手までの流れるような曲線美。焼き縮みを考慮しながら、デザインの絶妙なラインを陶磁器で実現できるのは、虎仙窯の技術があるからこそ。【ティーポット】の蓋が下に落ちないように留めている部分は、一つ一つ丁寧に手で接着をしているのです。この様にデザイナーが追求する美しい形をつくっていくには、技術的にかなりの試行錯誤がありました。絵付けの部分では、「色鍋島」で使われる「赤色」にこだわりが込められています。伝統的に使われている和絵具の淡い色ではイメージが合わないため、あえて転写用シートに使う塗料を手描きで塗っているそうです。この塗料は手描きで使うと、とても癖があり、経験豊富な職人さんでもムラなく塗るのが難しいのです。シャープなラインは伝統的な技術では使わない「マスキングテープ」を活用した技術を開発して塗っています。鍋島虎仙窯が確立した【KOSENシリーズ】のための新しい技術を、他の職人さんへ伝えながら徐々に生産体制を確立していったそう。ここまで徹底するのは「鍋島焼は繊細さを表現する細かい作業に価値があるので、その世界観を楽しんでほしい」という川副さんの想いがあります。

言葉から現実になっていく「鍋島焼文化の確立」というビジョン。

細部までとことんこだわり抜かれたプロダクトである【KOSENシリーズ】。使っている時に、時間がいつもよりゆっくりと感じるような優雅さを演出してくれます。かつて鍋島焼を献上された将軍や大名が過ごしていた日々は、この様な日常だったのでしょうか。毎日使い続けながら、大事にすれば100年後、200年後に美術的価値もでる。これが、その時々の流行に合わせたものづくりではない、鍋島焼の文化を継承してきた鍋島虎仙窯が目指すものづくりです。「鍋島焼のことを知れば知る程好きになっていきます」おっしゃる川副さんの活き活きした姿がとても印象的でした。【KOSENシリーズ】は川副さんや職人さん達の「鍋島焼に共感をもってくれた人にこそ使ってもらいたい」という強い気持ちで創りだされています。「鍋島焼文化の確立」というビジョンが時間と共に厚みを増してきているのです。
多くの人に鍋島焼文化をしってほしい。その想いから川副さんは「美術的産業観光」という考え方をもっています。「美術的産業観光」とは、土地に根差している歴史的・文化的に価値のあるものづくりに触れ、体験して多くの人が鍋島焼の魅力を知る事でその土を訪れ鍋島焼産地を基軸に伊万里市全体が発展・成長していくことです。今後、鍋島虎仙窯の【KOSENシリーズ】をきっかけに、鍋島焼を知って、ものづくりに触れるために大川内山を訪れる人が増えていくのでないでしょうか。

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販売元

虎仙窯

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本体¥39,600

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なし

柄:藍鍋島ティーポット組紐文+  ¥ 0

柄:色鍋島ティーポット組紐文+  ¥ 0

小計¥39,600

作品情報(仕様)
  • 口径:11.0cm
  • 幅:23.0cm
  • 高さ:14.5cm
  • 容量:650㏄
  • 重量:約1kg
  • 素材:陶磁器

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