パッケージ S(丸)
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梅野 聡

zero snow ポーチ(S)

3

限りなく「無」に近い素材からできたミニマルなポーチ

売価¥3,740(税込)

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¥ 520
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作品特徴
  • ・空気のように軽く、「無」に近い透明感
  • ・素材の通気性や耐久性は抜群
  • ・何を入れたか一目瞭然

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作品紹介

使われている素材は皮膚に近い感覚が得られるほど薄く、見た人に「心地よい浮遊感」を与える【zero】シリーズ。通気性や耐久性に優れた空気のようにとても軽い素材で、機能性も兼ね備えているのです。バッグの中でも中身が一目瞭然。お気に入りの小物を軽やかに持ち運ぶことができる【POUCH SNOW】です。大きさはSmallとLargeの2種類。用途に合わせた使い分けができますね。

【zero】シリーズは業務用手袋の優れた縫製技術をもつウインセス株式会社と、デザイナーの梅野さんとの共創によってうまれたプロダクトです。プロダクト開発ストーリーをデザイナーの梅野さんと、ウインセス株式会社の橋本社長におうかがいしてきました。

メーカーそれぞれの個性を引き出すものづくりプロジェクトhint(品人)

デザイナーの梅野さんは、hint(品人)というものづくりプロジェクトを主催しています。
hint(品人)では、梅野さんがプロデュースしたメーカーのプロダクトを合同で展示会に出展しており、橋本社長は知人の紹介で展示ブースを訪れたのです。hint(品人)プロジェクトに参加しているメーカーのプロダクトは、どれもユニーク。各メーカーがもっている技術や素材の特徴を梅野さんがデザインに活かしているので、それぞれのプロダクトはメーカーならでは個性をしっかりと発揮しています。そのことが、橋本社長の目指すものづくりと合致していたのです。

縫製業界の最高峰。「手袋縫製技術」を日本で継承していく。

ゼロをデザインしたデザイナー 梅野さん

【zero】シリーズからは想像できませんが、ウインセス株式会社の本業は業務用手袋製造です。実は、一般の人が日常でほとんど見ることも、触れることもないニッチなプロダクトを製造しているメーカーなのです。手袋がつくられる工程をみたことのある方はあまりいないと思います。手袋の製造工程では、縫製で組み合わせるパーツの数が多く、指を入れる箇所はミリ単位の精度が必要。縫製が必要なプロダクトの中でも、手袋の製造にはかなり高度な縫製技術が使われているのです。それ故に業界では「縫製業界の最高峰は手袋メーカー」と言われているそう。
【zero】シリーズの開発は、そのような技術で付加価値の高いプロダクトをつくり、優れた技術を日本国内で継承していくことが目的だったのです。梅野さんは橋本社長の想いを受けて、ウインセス株式会社とのプロダクト開発をスタートさせました。

業務用手袋はニッチだけど、ユニークな素材の宝庫。

梅野さんは「ニッチな業界だからこそ、珍しくて面白い素材があるのではないか」と予想していました。香川県にあるウインセス株式会社へ訪れると、案の定そこにはゴムのような質感のものから、レザーや紙のようなものまで、数々のバラエティに富んだ素材があったそう。梅野さんは「日常で使うプロダクトへの応用」という視点で、それぞれの特徴を丹念に調べていきました。ウインセス株式会社の本業は業務用手袋製造ということもあり、工場などの作業現場で使用する手袋が多いのです。そのため、扱っている素材の多くは耐久性をもっています。その中で「皮膚のように軽くて薄い」というユニークなギャップをもった素材の発見が【zero】シリーズ開発の起点となりました。

この素材は編目の精度が高くて、きれいなメッシュ状になっています。一見するとすぐに破れてしまいそうな印象ですがとても丈夫なのです。この特徴が梅野さんのイメージを広げていきました。どのようなプロダクトができるか試作を重ねていく中で、この素材の特徴が活かされるのは「立体」になった時だという気づきがあったそう。
見るからに柔らかそうでふわふわした質感の素材だからこそ、あえて「立体」にすることで、見た人が自然と触れたくなる雰囲気を宿しているのです。しかし、この素材は編目が細かいメッシュなので、縫製する時にとても滑りやすいという特徴もあります。ましてや縫製での立体成型は、難易度が高すぎて普通のメーカーは考えもしません。実は、このような扱いにくい素材をしっかりとした品質で縫製できる技術が、ウインセス株式会社の持ち味なのです。素材の雰囲気と高度な縫製技術を一番活かせるプロダクトとして、ファッション性が大事な「POUCH」「PEN CASE」へとデザインが仕上がっていきました。梅野さんはデザインの段階でファスナー部分や裏側の縫目など、細部まで徹底した究極のクオリティを目指していました。【zero】シリーズは梅野さんとウインセス株式会社が「お互い妥協のない共創」によって実現したプロダクトなのです。

「もの」と「もの」の境界線をゼロにする。無駄をそぎ落としたミニマルな世 界感。

ものを持ち歩く時、鞄の中で小物入れがかさばってしまうことはありませんか。梅野さんは「鞄」という容器に「POUCH」「PEN CASE」といった容器を重ねて入れていることに違和感をもっていました。「もの」と「もの」を仕切って持ち歩いた方が便利ですが、必要以上の「重さ」や「かさばり」を感じたくない。入れ物は必要だけど、その「存在感をゼロにできないか」という発想が【zero】シリーズのコンセプトにとって、ベースの考え方なのです。【zero】シリーズは、用途やシーンに応じて「もの」を分けてもつという機能を満たしながら、その他の無駄をバッサリとそぎ落としています。
使っているとすっきりと軽い「ミニマル」な感覚と、「POUCH」「PEN CASE」といった機能を同時に体感できるプロダクトなのです。

メーカーとして、国内でものづくりをしていないことへの危機感がきっかけに。

ウィンセス株式会社 橋本社長

ウインセス株式会社は工場での作業時に使う業務用手袋の緻密な縫製技術をもっている技術企業です。業務用手袋を日常で見る機会はほとんどありませんが、ものづくり現場を縁の下で支える重要な技術なのです。しかし、昨今ではライフスタイルの変化から、一般家庭で縫製技術の基礎となるミシンを使う機会が減っています。日本国内では縫製工さんがなかなか集まらなくなっていきました。こういった背景から、ウインセス株式会社では、20年前に日本国内での製造を人件費の低い中国での製造にすべて切り替えたのです。
橋本社長の社長就任当時は、自社製品を国内で全く製造していなかったそう。この現状に橋本社長は「メーカーとして何か欠けているのではないか」という危機感を持っていたのです。

国産だからこそ、そしてウインセス株式会社だからできるプロダクトとは何かを模索。

そこで、橋本社長は自社がメーカーだと胸を張って言えるように、代々受け継いできた技術を国内で復活させて、国内生産の体制を維持していこうと決意しました。
当時、縫製工さんが全くいないゼロの状態から、一人、また一人と技術の担い手を見つけていったのです。そして、現在では9人で国内製造を行っているそう。
この体制のおかげで、国内の試作から中国の量産工程における技術的なギャップを埋められるようになりました。そして、試作から量産までのスピードが速まるといった成果もあったのです。しかし、国内の生産体制で人件費の低い中国と同じプロダクトをつくっていては、採算が合いません。橋本社長には「国産の技術だからこそ実現できる付加価値あるプロダクト開発を行っていこう」という想いに至ったそうです。
そこで考案したのが、工場内で働く方の細かなニーズに対応していくプロダクトです。例えば、温度の低い場所で重宝されるひざ掛けやベスト。これはウインセス株式会社が、業務用手袋の製造を通して、工場内で使える素材を熟知しているからこそ対応できるニーズなのです。

どうすればさらなる付加価値がうみだせるのか。答えは人の感性に働きかける要素。

しかし国内の生産体制を維持するには、ウインセス株式会社がもっている緻密な縫製技術が活かされ、さらに付加価値のあるプロダクトを開発しなければいけません。橋本社長はさらにその先を模索していきました。「機能性だけを考えていたのでは、限界がある」と考えたのです。そこから「機能性にプラスして感性に働きかける要素を持ったプロダクト開発」を目指しました。
ただウイセス株式会社にとって、お客様が日常で使うプロダクトを開発することはファーストチャレンジ。そこで橋本社長は、自社の保有技術を新たな発想と融合させ、今までにないプロダクト開発ができるデザイナーを探したのです。そういった中、知り合いの伝手をたどり、デザイナー梅野さんの活動を知ったそう。
早速橋本社長は、梅野さんがプロデュースしているメーカーの合同展示ブースを見学しにいきました。そこには、橋本社長が求めていた「メーカーの技術が活かされ、そして感性に働きかける要素をもったプロダクト」が並んでいたのです。ユーザーの感性を心地よく刺激するデザインは、まさに梅野さんの真骨頂。橋本社長は、自社の新たなプロダクト開発を梅野さんへ託すことに決めました。

見過ごされがちな業界では当たり前の素材。しかし、視点を変えると新たな発想の起点になる。

【zeroシリーズ】がうみだされる起点となったのは、使用する素材でした。自動車メーカーでは、ボディ塗装の前に傷の有無を検査します。その時検査員は手袋をはめて、ボディを細部まで入念に触りながら傷の有無を確かめていくのです。実は【zero】シリーズの素材はその手袋と同じもの。業界ではごく当たり前に使われている素材ですが、一般の人が目にする機会はまずありません。梅野さんは生産ラインや、技術を調査する中でこの素材に着目しました。素材としては透明感のあるビジュアルから想像がつく通り、極度に薄く軽いのです。しかし、日常使いを想定するプロダクトにも使える高い強度があり、かつ光を浴び続けても変色しません。そのギャップがとても不思議な素材。梅野さんが、この素材に出会ったことによって【zero】シリーズのイメージができ上っていったのです。

自社にしかできない縫目へのこだわりが【zero】シリーズに洗練された美しさを宿す。

しかし、この素材は薄くて表面が滑りやすい材質であり、縫い合わせるのは至難の業です。
ウインセス株式会社は、こういった扱いづらい素材を縫い合わせて成型できる技術が持ち味の技術企業です。そしてこの素材を【zero】シリーズのように立体成型することはウインセス株式会社にしかできません。透明感を持った極度に薄くて軽い素材が、立体になっているその姿は、見た人に「不思議な浮遊感」を抱かせるのです。【zero】シリーズにプロダクトとしての洗練された美しさを宿している要素として、縫目へのこだわりがあります。【zero】シリーズは半透明な素材なので、本来は裏地の縫目が丸見えになるはず。しかし、実際は「接着したのでは?」と見間違える程に縫目が目立ちません。このウインセス株式会社の繊細な縫製技術が活きた縫目にこそ、【zero】シリーズに「感性に働きかける」要素をうみだしているのです。ただ、梅野さんのデザインを試作していくはじめの段階では、現在の【zeroシリーズ】からは程遠い状態だったそう。

試作段階から量産段階までの製造工程を設計していった松岡部長が「最初はこの素材で日常使いのプロダクトが本当にできあがるのか不安でした」とおっしゃるように、社内での評判はあまり良くなかったのです。そこから、時間をかけて何回も試作を重ね、細部に磨きをかけていきました。試作段階で梅野さんのデザインを実現できた後でも、橋本社長はさらに縫目の美しさを追求していったのです。そして、チーム一丸となって【zero】シリーズに唯一無二の存在感を宿し、量産ができる体制までつくり上げていきました。

ウィンセス株式会社 松岡部長

ウインセス株式会社のものづくり。それは「驚き」をうみだすプロダクトの探求。

【zero】シリーズは要素をギリギリまでそぎ落とした潔いシンプルさと、ウインセス株式会社が長年培ってきた技術をベースに、細部へのこだわりが凝縮しているプロダクトです。
シンプルな中にも強く主張している部分があるのです。
【zero】シリーズに込められたその主張は、見た人の感性を刺激して想像性を高めてくれるようです。展示会などで【zero】シリーズを目にした人は「この縫製技術でこういったことはできないか?」と、業種を超えてアイディアを誘発されていきます。
ウインセス株式会社の技術を象徴したようなプロダクトである【zero】シリーズ。
ウインセス株式会社のものづくりで大事なコトとは「コスト至上主義ではなく、どうしたら使う人が喜んでくれるプロダクトをつくれるかをまず考えるところです」と松岡部長がおっしゃっています。
緻密で時間のかかる工程が多いので、手の届く価格内で効率よく量産するのは不向きに思える【zero】シリーズ。しかしウインセス株式会社が、利益より先に使う方が感じる価値を考えているからこそ、実現できたのではないでしょうか。そこに「お客様の想定を超えて、驚いてもらえるようなプロダクトをつくっていきたい」という橋本社長の想いが合わさり、ウインセス株式会社では【zero】シリーズ以外にも業種を問わず、新たな発想でプロダクトをうみだしています。例えば「実験用のマウスを掴むための研究者専用手袋」もその一つ。この手袋は、手を咬まれて雑菌が入ってしまうことを気にせずに作業ができる優れものです。機能としては保護だけではなく、作業がしやすいように柔軟さも合わせてもっているのです。

「こういうものまでつくれるのかと、お客様が驚いてくれました」と橋本社長が活き活きおっしゃっている姿がとても印象的でした。ウインセス株式会社の「現状に甘んじることなく進化し続ける姿勢」は「利益より先に、使う方が感じる価値を、使う方の予想を超えたところで実現する」というものづくり精神が現れているのです。

クリエイターコメント

いつもこんなに持ち歩いていたのかと感じたことはありませんか?
使わないものを入れてたり、そもそもなんでこんなに荷物が重たいのか。
中身も見えて軽くて丈夫なzeroは、そんな生活から解放してくれます。

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販売元

ウィンセス株式会社

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解除

本体¥3,740

選択したオプション

なし

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スタイル:三角+  ¥ 0

スタイル:四角+  ¥ 0

小計¥3,740

作品情報(仕様)
  • 素材:ポリエステル、ナイロン(100%)
  • サイズ(丸):W110×D35×H55 /6g
  • サイズ(三角):W100×D95×H10 /5g
  • サイズ(四角):W80×D40×H60 /5g
  • ■お取り扱い上のご注意:
    ・ 製品本来の用途、使用目的に添って正しくお使い下さい。
    ・ 塩素系過酸化水素系の洗剤は使用しないで下さい。
    ・アイロンや乾燥機は使用しないで下さい。
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